私の勤める会社の業務では、プロジェクトの課題管理表やレビュー記録表をExcelで作成します。
それらの表では、「日付」を入力する必要があり、大概の場合は、入力しているその日の日付を入力します。
例えば、1月22日に課題に取り組んだ場合は、課題管理表の日付の欄に、「2022/1/22」と入力します。
これまでは、毎回テンキーと「/]」(スラッシュ)を数回打ち込みながら、入力を行なっていました。
これを、簡単に入力できるようになる、便利なショートカットキーを知ったので、共有します。
ショートカットキーを使い、ワンステップで入力できるようになったので、表の作成や更新の業務が少し楽になりました。
紹介するショートカットキーは、他のバージョンのExcelでも使用可能です。
この記事で伝えたいこと
この記事で、伝えたいことは、次の3点です。
- Excelで、日付の入力がより楽にできるショートカットキー
- 「/」スラッシュで区切る以外にも、「年月日」で区切るやり方
- 日付だけでなく、現在時刻も楽に入力できる方法
私の場合、時刻のショートカットキーはあまり使っていないのですが、
日付のショートカットキーは毎日使っています。
便利です!
日付を1ステップで入力する方法
キーボードの、Ctrlキーと「;」(セミコロン)を同時に押すことで、日付を入力することができます。
使うキーは、2つだけです。
キーボードの配列にもよりますが、右手だけで入力できます。
実際に、ExcelでCtrlキーを押しながら、セミコロンを入力すると、次のようになります。
赤枠で、囲ったところに、「2022/1/20」と入力されています。
Excelのスクリーンショットを撮った日がバレますね。
上の画像の状態で、Enterキーを押して、入力を確定させます。
セルに、「2022/1/20」と入力されました。
これを、ショートカットキーを使わずに入力すると、数字のキーとスラッシュのキーを、9回押した後に、Enterキーを押す必要があります。
これが、1ステップで入力できるのは、とても魅力的だと思いませんか!
1ステップで、入力できる以外にも、日付を入力する時に、今日が何日か考える必要がないのがとても楽です。
無心で、Ctrlキーとセミコロン!! で、解決です。
「2022年1月22日」の形式で、入力する方法
場合によっては、「2022/1/22」のようなスラッシュ区切りの形式ではなく、
「2022年1月22日」のような年月日で区切る形式で入力する必要もあるかと思います。
その場合でも、使うショートカットキーは同じです。
Ctrlキーとセミコロンです。
変えるのは、セルの表示形式です。
セルの表示形式は、Excelの上部にあるリボンから変更できます。
初期設定では、表示形式は標準になっています。
表示形式が標準の場合は、先ほど紹介したようなスラッシュ区切りの形式で入力されます。
表示形式を、「長い日付形式」に変更します。
表示形式で、「長い日付形式」を設定している状態で、Ctrlキーとセミコロンを押すと、次のようになります。
画像の上の赤枠で囲っている部分が、「日付」になっています。
入力を確定させていないこの段階では、画面上の日付は、「2022/1/20」になっています。
この状態で、Enterキーを押して、入力を確定させます。
日付の入力欄の列の表示形式を、予め「長い日付形式」に変更しておくと、便利です。
「2022年1月20日」と表示されました。
これで、年月日で区切る必要がある場合にも対応できます。
時刻を1ステップで入力する方法
現在時刻を入力するための、ショートカットキーでは、Ctrlキーと「:」(コロン)を使います。
日付のショートカットキーに使用した、セミコロンのすぐ右にあるキーです。
コロンとセミコロンは、形がよく似ている上に、キーが配置されている場所も近いので、間違えないように気をつけてください。
Ctrlキーとコロンを押すと、上の画像のように、入力されます。
この状態で、Enterキーを押して確定させると、次のようになります。
セルの時刻が入力されました。
このショートカットキーも、右手だけで、入力できる配置になっていまし、使うキーも2つだけなので、使いやすいと思います。
まとめ
今回は、日付と時刻を入力するショートカットキーを紹介しました。
日付のショートカットキーは、Ctrlキーとセミコロン。
時刻を入力するショートカットキーは、Ctrlキーとコロン。
どちらも、簡単なショートカットキーです。どんどん使いましょう。
これまでより、簡単に入力できるメリットがある上に、Excelが日付を入力してくれるので、日付や時刻の間違いをすることがなくなるのも、大きなメリットだと思います。