問題文
身長を整数値として読み込んで、標準体重を実数(小数点以下も含めて)で表示するプログラムを作成する。
標準体重を計算する式は、次の通り
標準体重 = (身長 - 100) * 0.9
標準体重を表示する際、小数点以下第1位までを表示すること
うおな
【表示例】中の、赤文字は、ユーザにより入力を求める箇所。
青文字は、計算により、変動する箇所です。
プログラムの手順
- 整数型 : heightと浮動小数点型 : weightの変数を宣言する
- 身長をユーザに整数で入力させる、入力値はheightに格納する
- 標準体重の計算を、問題文に沿って行い、計算結果は、weightに格納する
- 計算結果を、表示例に従って、表示する
サンプルプログラム
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int height;
double weight;
printf("身長を入力してください:");
scanf("%d", &height);
weight = (height - 100) * 0.9;
printf("標準体重は%.1fです。", weight);
return 0;
}
1.整数型 : heightと浮動小数点型 : weightの変数を宣言する
int height;
double weight;
うおな
身長を整数値で受け付けるために、int型。標準体重の表示は、小数点以下まで行いため、double型での変数の宣言を行なっています。
2.身長をユーザに整数で入力させる、入力値はheightに格納する
printf("身長を入力してください:");
scanf("%d", &height);
うおな
ユーザからの身長の入力を、scanf関数を利用して、変数heightに格納しています。
3.標準体重の計算を、問題文に沿って行い、計算結果は、weightに格納する
weight = (height - 100) * 0.9;
うおな
標準体重を問題文の指定に従って、計算しています。
今回の計算式では、小数点以下の値が発生します。
int型の変数では、小数点以下の値を格納できないため、double型の変数を用いています。
4.計算結果を、表示例に従って、表示する
printf("標準体重は%.1fです。", weight);
うおな
今回の問題文では、標準体重は小数点以下第1位まで表示するという指定になっています。
そこで、printf関数中で、書式の設定を行ない、小数点以下第1位まで表示するようにしています。