【合格体験記】C言語プログラミング能力認定試験3級に合格しました

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はじめに

先日(2020年11月25日)にC言語プログラミング能力認定試験の3級に合格しました。

そこで、どういった試験だったのか、また、使用した教材や学習方法について、書きます。

C言語能力認定試験について

システム設計やプログラム開発において、「C言語」を活用できる高度なIT技術者の育成を目的として、1992年に創設された試験です。

2020年3月末現在で、17万8,789人が受験しているとのことです。

うおな
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この試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催しています。

同委員会より、問題集なども出版されています。

C言語プログラミング能力認定試験3級の概要

本試験3級の概要は、以下の通りです。

  • 形式:複数の選択肢から正解を選択し、マークシートに解答する
  • 実施形式:公開試験会場、または各テストセンターなど
  • 試験時間:60分間
  • 受験料:5,200円

認定基準

うおな
うおな

3級の合格により、次の基準を満たしていると客観的に証明することができます。

C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。

うおな
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C言語の概念とあるものの、ポインタや構造体などは出題範囲に含まれていません。

よって、難易度はそこまで高くないと考えます。

出題範囲

うおな
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公式のホームページに詳細な出題範囲が、掲載されています。

リンクから確認してみてください。

出題される関数も、限られたものなのが見て取れると思います。

実際に出題された内容

うおな
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私が受験した際に、出題されたテーマを参考に掲載しておきます。

  1. 正誤問題:C言語の特徴
  2. 文法問題:文字操作関数
  3. トレース問題:while文、do~while文、if文、インクリメント演算子
  4. 文法問題:#define指令
  5. トレース問題:printf関数の書式指定
  6. プログラム問題:入力した文字列を圧縮テーブルの定義に従い変換し、標準出力に出力する
うおな
うおな

あくまで、私基準の話になりますが、実際の試験では、30分かからずに解き終えることができました。

プログラミングの経験の有無にかかわらず、試験時間に余裕をもって、取り組むことができると考えます。

使用教材

使用した書籍

私は、この試験をプログラミングに関する職業訓練に通いながら、受験しました。

その職業訓練で、C言語を学ぶ上で、使用していた教材が、

この、新・明解C言語 入門編 第2版です。

C言語プログラミング能力認定試験を、運営しているサーティファイから出版されている問題集です。

過去問題が、6回分収録されています

うおな
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この問題集をしっかり解くことで、かなり合格に近づくことができると思います。

しかしこの問題集は「解答・解説」の解説の部分があまり丁寧ではありません

できれば、C言語に関する教本を一冊手元に置き、そちらを参照しながら、過去問に取り組むことをお勧めします

利用したサイト

マイクロソフトが作成しているC言語のリファレンスサイトです。

関数について、知りたい場合は、リファレンスサイトの中でも、特にこのページを参考にしました。

上記2つのサイトは、マイクロソフトが作成しているだけあり、信用が置けます

うおな
うおな

書籍だけでなく、インターネットのサイトも上手に活用したいところですね。

学習時間について

1.『新・明解C言語入門編』を教材に、C言語の特徴について、学習を行ないました。

#include <stdio.h>

変数の型宣言など

うおな
うおな

私は、仕事でPHPを使っていたので、プログラミングの基本的な文法については、理解していました。

しかし、PHPでは行なわない型の宣言や、ヘッダーファイルの読み込みについては、知らなかったので、しっかりと勉強しました。

2.次に、公式の問題集を取り組みました。

うおな
うおな

3級の出題範囲には、ポインタや構造体といった、要素が含まれていないため、

過去問を複数回行なうことで、合格ラインに届くようになりました。

先述の通り、公式の問題集に付属している「解答・解説」は、あまり参考になりませんでした。

解答が書いてあるだけで、「なぜ、そのような解答になるのか」という、解説の要素が薄かったです。

解答・解説に頼らず、別にC言語の仕様について、確認できる教材を手元に用意することをおすすめします。

うおな
うおな

公式の問題集だけあって、実際の過去問を掲載しています。かなり、試験の参考になりました!

過去問をいくつか解くと、気が付くことですが、C言語プログラミング能力認定試験では、過去問に出題された問題から、似たような内容・形式が出題されています

公式の問題集をしっかりと取り組むだけで、かなり合格に近づくと思います。

まとめ

試験終了後、約2週間ほどで、試験結果が届きました。

うおな
うおな

無事に合格していたため、合格したことを示す、『認定証』が届きました。

認定証には、

・認定基準(各級が証明するC言語のプログラミング能力)

・受験情報(受験会場や試験日など)

・試験結果(テーマ別の正答率)

が、記載されています。

今回は、以上です!

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